東京都港湾局貨物線廃線跡巡り　２

前回の廃線巡りからひと月、今回はその続編として、豊洲地区を回ってみました。

ＩＨＩ裏付近
前回はここから出発しました。手前の道路は晴海通りです。 奥に見えるのは晴海トリトンスクエアです。 今回はここから逆方向に出発してみます。	そして晴海通りの反対側が今回の出発地点です。 ．．．が、金網が張ってあって、入れません．．．（泣）
しからば、いつものように、中を覗いてみましょう。（笑） 軌道跡が駐車場として使われていたようですが、 現在は閉鎖されてます。	あ、線路です。 駐車場のところが軌道敷だと思ってましたが、その脇の金網の中でした。

ＩＨＩから生協裏
金網あっても諦めちゃいけませんよね。 生協の裏手から入れるとこがありました。ってことで潜入レポートです。	とりあえず、ここから、出発地点の方へ戻ってみます。
線路脇には信号ボックスが残ってます。	線路には覆い被さるように木が茂っています。
この辺は線路がしっかり見えてます。	かなり良好な状態です。
信号機のようなものが立ってます。	ここがで行き止まりです。 この先、もう少し行くと、先ほどのスタート地点になります。
	ここから、来た道を振り返ってみます。 駐車場はすでに閉鎖されてます。ＩＨＩもこの春に撤退して豊洲地区は 大規模な再開発事業に着手される予定です。 この廃線跡もまもなく、なくなってしまうかもしれません。

巴コーポレーション裏手付近
場所的には巴コーポレーションの裏手付近の方へとカーブしていきます。	木が覆い被さるように植わってます。
行き止まりかと思い気や、線路のところがあいてました。 ラッキー、先に進むしかないでしょう！	この先は草むらに線路が埋もれてます。
線路の上に木がかなり茂ってます。	←を横からみてみます。１０年の歳月を感じざるを得ません。
ここから先は草村が茂っており先に進めそうにないので、 引き返します。	それでは、引き返します。
この先で先ほど辿ってきた線は晴海方面へ右にカーブしていきます。 それとは別に左に分岐して豊洲埠頭へ向かう線があるようです。	こちらが豊洲埠頭へ向かう線路です。 残念ながらポイントは見当たりませんでした。 撤去されてしまったのでしょうか？

豊洲分岐線
豊洲埠頭へと別れる路線を辿ってみました。 左に信号機が見えます。	この辺はかなり広々としています。かつて小規模のヤードだったの でしょうか？しかし、今は線路は１線しか確認できません。
なんと、豊洲センタービルの脇にでました。 こんな駅前にこんなところが．．．	ここからきた道を振り返ります。バラストがあるのがわかります。
先ほど、気になった信号機です。	もう少しアップで撮影。かなり錆びてますが、間違いなく鉄道用の 信号機です。でも、こんな信号機見たことないです。

東京都港湾局貨物線廃線跡巡りの第二段如何でしたでしょうか？現在もここは準工業地帯で比較的大きな工場が点在していますが、かつては、その工場を巡って､貨物線が張り巡らされていたことがわかりました。この廃線跡に立ってると貨物全盛の古き良き時代にちょっとタイムスリップしたような錯覚に陥ります。今は草ぼうぼうで、月日がたったことを思い知らされます。「夏草や兵共が夢の跡」ですね。

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