保存車両探訪記 湘南編
平塚、辻堂、藤沢、鎌倉、逗子といった湘南地区には意外な保存車両が存在する。今回は平塚文化センターのD52、辻堂海浜公園の小田急2600系、藤沢市鵠沼運動公園のC11、江ノ島、片瀬にある江ノ電最中で有名な扇屋の江ノ電651号、鎌倉海浜公園の江ノ電107号、そして逗子運動公園にある京急600形という順番に訪問することにした。どれもすでに廃車になった貴重な車両であり、末永く保存されて欲しいものである。
東京→平塚 | |
出発は185系普通列車で。 | 平塚駅 |
平塚文化センター D52 403 | |
D52 403 | 説明板 |
ナンバープレート | 駅名標もあります。 |
正面から | 腕木式信号もありました。 |
後方から | D51の保存は多いですが、D52の保存は珍しいです。 屋根があるので保存状態は比較的良好です。 |
場所:平塚駅徒歩15分 平塚駅北口を出て、まっすぐ進み、国道1号線を越え、左に平塚八幡宮を見ながらさらに直進します。 平塚市役所を過ぎ、分化センター入口の信号を過ぎたら、左に曲がります。 少し行くと文化公園内があり、その中にあります。 地図 |
平塚→辻堂 | |
E231系 辻堂へ移動します。 | 辻堂駅 |
辻堂海浜公園 交通公園 小田急2600系 2658号 | |
小田急2600系 | 説明板 |
小田急2600系は小田急の喜多見車庫にも保存されていますが、
この色で残っているのはここだけです。 (小田急の保存車は紺と黄色の旧色です。) |
ヘッドマークがついています。 |
車内の様子 非常にきれいに保たれています。 | 運転台の様子 |
ナンバープレート | 名板 |
ホームが設置されていて、乗り降りができます。 | 別角度から ホームには屋根があるのですが、肝心の電車の上には屋根が ありません。保存状態を保つためにも屋根の設置をして欲しい ところです。 |
車板 | 方向幕 急行の表示になっています。 |
名板 昭和40年 日本車輌製 | 後方から 貫通路は埋めてあります。 |
正面から | 2600系は現在、すべて引退していますので、こうして保存車として 残っているのはとても貴重な存在です。 |
場所:辻堂駅徒歩15分 辻堂駅南口を出て、ひたすら直進します。辻堂海浜公園に到着します。その公園内の右方向に交通公園があります。 その中に保存されています。 地図 |
藤沢市鵠沼運動公園 C11 245 | |
C11 245 | 説明板 |
案内板 | じょう気機関車のしくみ |
駅名標があります。 | ホームが設置されています。 |
ヘッドマークがついています。 | 後方から |
屋根がついており、ボランティアが定期的に整備をしているため 保存状態は大変良好です。 |
機関室の様子 |
ナンバー | 名板 昭和18年日本車輌製 |
正面から | 後部 |
腕木式信号も設置されています。 | 腕木式信号のテコです。 |
SLの周りにミニSLの運転会が催されます。 | SLのメンテナンスなどをする少年団です。 |
ミニSLの線路です。 | |
場所 小田急鵠沼海岸駅 徒歩10分 駅を出て右方向へ道なりに直進。 辻堂海浜公園の北東の出口から道なりに直進して徒歩約15分 地図 |
鵠沼海岸→藤沢 | |
鵠沼海岸駅 | 8000系 藤沢駅 |
5200系 藤沢駅 | 3000系 藤沢駅 |
藤沢→江ノ島 | |
300形 | 現在1編成のみになってしまいました。 |
前面のサボと車番 | 江ノ島に到着です。 |
スキップ号と並びます。 | 江ノ島駅 |
扇屋 江ノ電651号 | |
江ノ島駅最寄の和菓子屋の扇屋に江ノ電651号(元玉電105号) の先頭部がある。 屋根にはパンタグラフ、壁には踏切の電灯もある。 |
店内には駅名板もあります。 |
正面の部分だけですが、このように個人で所有されています。 店の看板としていつまでも残って欲しいものです。 |
名物 扇屋の江ノ電もなか |
場所 江ノ電江ノ島駅 徒歩3分 駅を出て右に踏み切りを渡り、通りにでたら、さらに右に曲がる。 そのまま直進して江ノ電が併用軌道になるところにあります。 地図 |
江ノ島→和田塚 | |
1000形 | 和田塚駅 |
鎌倉海浜公園 江ノ電107号 | |
江ノ電107号 | 説明板 |
柵に囲まれているので、きれいな全景の写真を撮ることは できません。 |
側面の様子 海岸で雨ざらしのためかなり痛みが見られます。 |
車内に入れるようになっています。 | それではここから車内に入ってみます。 |
車内の様子 木造です。 | 名板と車板 |
運転台の様子 | 外板の痛みが激しいので、一刻も早く屋根を付けて欲しいものです。 |
場所 和田塚駅徒歩10分 和田塚駅を下りて左へまっすぐ進むと 鎌倉海浜公園につきます。その中にあります。 地図 | |
パンタグラフではなくトロリーポールです。 |
和田塚→鎌倉→逗子・・・新逗子→神武寺 | |
500形 鎌倉駅 | E217系 逗子駅 |
JR 逗子駅 | 京急 新逗子駅 |
京急1000形 | 神武寺駅 |
逗子第一運動公園 京急600形 | |
京急デハ601 | 説明板 |
現存する京急600形はこれだけになります。 貴重な車輌だけにいつまでも大切に保存して欲しいものです。 |
案内板 米軍施設も多い場所柄のため英語の表記もあります。 |
車内の様子 | 運転台 |
車番 | KHK表記 |
名板 | 後方の様子 貫通路は埋められています。 |
先頭部 | こちらも屋根がないので、外板の痛みが進んでいます。 是非、屋根を付けて末永く保存して欲しいものです。 |
場所 神武寺駅 徒歩15分 駅を出て右側へ直進します。1つ目の信号を左に曲がると右側に第一運動公園が見えてきます。 公園内の南西部分のプールのそばにあります。 地図 |
神武寺→金沢八景→金沢文庫→泉岳寺 | |
京急逗子線といえば、3線軌条が有名。 東急車輌がある金沢八景から神武寺までが3線軌条に なります。 |
これが神武寺から分かれた狭軌です。JR逗子駅へ接続し 東急車輌からの車両の回送線になっています。 |
神武寺駅には米軍専用の駅舎と改札口があります。 | 米軍横須賀基地につき関係者以外は 通行できない旨の掲示があります。 |
1500形 神武寺駅 | 3線軌条 左側は共用線路、中央右寄りが狭軌用、右側が標準軌になります。 |
京急は標準軌を走ります。 | 3線軌条 |
金沢八景駅構内。ここで狭軌は東急車輌へと分かれていきます。 | 1500形 金沢八景 |
800系 金沢八景 | 2100形 泉岳寺 |
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