ありがとう300系


 1992年に「のぞみ」として華々しくデビューした300系。当時、東京−新大阪間、最速3時間10分かかっていたのが、なんと2時間30分に。本当に夢の超特急であった。ひかり、こだまより、割高なのぞみ料金、当時の始発ののぞみの停車駅は、東京、新横浜、新大阪で、名古屋、京都は通過で物議を醸したりもしましたが、そこ頃のキャッチフレーズが、「朝、東京を出れば、大阪朝一9時からの会議に間に合います。」というものだった。東京6時発ののぞみ301号に乗れば、新大阪8時30分に到着してしまうのだから、梅田、淀屋橋、本町、難波あたりのオフィスでも、9時の会議には十分間に合うというわけだ。
 そんな鳴り物入りでデビューした300系も、すでに、20年が経ち、後継の700系やN700系が登場。最高速度の270km/hも山陽区間では、700系の285km/hやN700系の300km/hに比べ、鈍足ということになってしまい、ダイヤ上の足かせに。設備の陳腐化も目立ち、2012年3月16日でJR西日本車も含めて、全車が引退することになった。2月17日からは、車体装飾を施し、運転されたので、今回はその様子を紹介していく。


300系 JR東海車
のぞみ388号 J55編成 東京 2012/02/17  前面の装飾。
先頭車、側面の装飾。 側面 中間車の装飾。
グリーン車 この装飾は団体専用の臨時も含めて5日間しか走りませんでした。

300系 JR西日本車
こちらも3月16日までに引退します。
車体装飾などはありません。
西日本車は3000番台になります。

記念弁当
ありがとう300系 引退記念弁当 ¥1100 箱の裏のお品書き と パーサーからのメッセージ
中身は上等な幕の内弁当です。
卵焼きには300系の焼印がありました。
300系引退記念カードが入っています。

記念メンチカツサンド
300系の帯封です。 ありがとう300系 引退記念 メンチカツサンド
大きなメンチカツが入ったサンドイッチが3切れ入っています。

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