20系寝台 関ロッジ 訪問記


三重県亀山市関町に関ロッジという国民宿舎があり、20系寝台を使った宿泊施設があるというので、泊まりに行ってみた。走るホテルと呼ばれた20系寝台が引退して久しいが、こうして保存車としてだけでなく宿泊施設として残っているのはかなり珍しい。車内は全5室。1室は、その当時のまま。他は2区画を1室に改装して、居住性をよくしてある。しかし、ベッドに関しては客車3段寝台のままで当時の雰囲気が味わえる。しかし、車体は相当老朽化しており、屋根や反対側の側面にはシートが掛けられている。今や貴重な20系寝台なので、なんとか残していって欲しいものである。

関ロッジ ホームページ
交通 関西本線 関駅 徒歩20分
1泊2食付き 5670円、素泊まり 3045円

また、関ロッジから徒歩3分。観音山公園機関車広場というところに、元亀山機関区のC50が保存されているので、合わせて紹介しておく。


関ロッジ ナハネ20 2237
ブルートレインが宿泊施設(全5室)になっています。 老朽化のため屋根にはシートがかけられています。
残念ながら、緩急車ではありません。 ナハネ20 2237
6号車 さんべ 米子−博多 6号車 急行
妻面の銘板
妻面の表記

車内の様子
ナハネ20 2237 客室の扉
廊下 洗面台 改装されています。
B寝台の様子 読書灯
冷水器 現在は使用できません。 ドア 現在は鎖錠されていて使用できません。
乗務員室 リネン室として利用されています。 日本国有鉄道案内図 中国 四国 九州

C50 154
関ロッジから徒歩3分
観音山公園機関車広場にあるC50 154 腕木式信号とともに
保存されています。
屋根もついていて、保存状態も比較的良好です。
C50 説明 C50154 ナンバープレート
C50のラストナンバーです。元亀山機関区の所属です。 側面の様子
正面

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