サロ110形グリーン車で行く伊豆箱根鉄道の旅


9月に入って、18きっぷの使える最後の日曜日。残り1枚余ったのをどう処理したものかと考えあぐねていた。そういえば、まもなく東海道線東京口の113系はE231系に追い出されて、来年度中にはなくなるという話だ。今さら113系と言われてもわざわざ乗る気にもなれないが、よく考えてみると113系の平屋のグリーン車サロ110に乗ったことがなかった。グリーン車に乗ることはあっても大抵はステンレスの2F建てに乗ってしまうからだ。昨年から18きっぷでもグリーン車が乗れるようになったし、土休日はホリデー料金で格安だし乗りに行ってみるか。それに絡めて、最近乗っていない、伊豆箱根鉄道大雄山線、駿豆線、そして御殿場線なんかを巡ってみようと計画を立てる。と思い立ったはいいが、113系まだまだ活躍はしているが、E231系の台頭で、だいぶ本数も少なくなってきている上に、211系もある。どの筋に113系が入っているかも把握していない。さてどうしようか。東京駅で何本か待てば来るからいいかとも思っていたが、そういえば、毎朝、出勤時8時半頃見かける快速アクティーって113系だったことを思い出した。休日も使用車輌は変わらないだ ろうと思ってその筋に乗ることに決めた。

113系快速アクティー 東京駅 快速アクティー
側面方向幕 現在使われることはなくなりましたが、
種別と行先のサボ受けが残っています。

かくして、予想通り、東京駅8時21分発快速アクティー小田原行は113系であった。ホームで早速、グリーン券を購入。オレンジカードで買うので、お金を払った気がしないのもグリーン車によく乗るようになった理由かもしれない。それでは早速サロ110に乗り込む。グリーン車の利用者の多くは隣に連結されている2F建てのサロ124に乗るので、こちらは乗客は自分も含めて2人。車内は国鉄時代の雰囲気を色濃く残した、当時としては高級感ある色として使われた臙脂色のリクライニングシートが並ぶ。リクライニングシートとは行っても、背もたれの倒れる角度は10cmもない。ストッパーで固定されるので簡易リクライニングよりは上等だ。それでも、今や在来線特急の普通車のシートより劣るのは確実で、これでグリーン車というのはもはや限界なのかもしれない。

今回乗車するサロ110 サロ110−1261
それでは乗車します。 デッキもグリーン車です。
デッキに立っているだけでも、グリーン券が必要になります。
すりガラスにグリーン車の切抜文字 サロ110の車内の様子。
重厚なあずき色のシートが並んでいます。
グリーン車表示と車番 洗面台 トイレは一般車にもありますが、
洗面所はグリーン車にしかありません。
今では懐かしい陶器製で2ハンドルタイプが使われています。

しかしよく考えてみると、今はグリーン車は座席のグレードがいいと思われているが、その昔、二等車と呼ばれていた頃はそうでもなかったのかもしれない。芥川龍之介の「蜜柑」は横須賀線が舞台になっているが、主人公が乗った二等車(現グリーン車)はロングシートであり、その二等車に乗り込んできてロングシートの主人公の対面に座った三等切符を持った小娘が蔑んだ目で見ていたところから始まる。ということは、座席のグレードというよりは、言い方は悪いが当時は二等車に乗れる人と乗れない人の身分を分けていたということなのかもしれない。今はそんな身分なんてすっかりなくなり、土日なら、50kmまでが550円、それ以上は750円と誰でもが気軽に出せる値段になっている。とは言ってもこの11両編成、グリーン車以外の9両は立客もいるほど混んでいるが、グリーン車はガラガラ。値段は下がっても、まだ気軽にグリーン券を払って乗るという領域には達していないところを見ると、やはり、今もなお、庶民とブルジョアを分けているのであろうか。列車は快速と言っても、横浜までは各駅に停車。座席はいまいち、流れる車窓も普段と変わらないが、なぜかグリーン車では 優雅な時間が流れていく。車内が騒がしくないのもよい。夜からは雨らしいが、今はいい天気で鉄日和。横浜を出ると、通過駅もあり、やっと快速の本領発揮。東京駅から1時間12分で小田原に到着。

サロ110の相方を務めるサロ124 横浜駅 いまだにみなとみらい線の工事が続いています。
O−bento 五目ちらしと鶏ごぼう照り焼き弁当の2個セット 左が「五目ちらし」右が「鶏ごぼう照り焼き弁当」です。
小丼が2つで両方の味が楽しめますが、味はいまいちです。

小田原駅は2、3年前に駅舎が改装され、改札口の上に、大きな小田原提灯が人目を引いている。新宿からは小田急。そして、箱根方面への結節点になっており、駅は神奈川県西部の中心都市だけあって賑わいをみせている。さて、小田原から出ている私鉄といって、真っ先に思いつくのは、小田急や箱根湯本そして強羅へと向かう、箱根登山鉄道であろう。そして、伊豆箱根鉄道大雄山線なんて言うと、一般の人は知らないかもしれないし、鉄でも、あ〜そんなのもあったなという程度で影の薄い存在だ。自分自身、長らくその存在を忘れており、今回の乗車は10数年ぶり2回目になる。改札口を出て右方面に行き、階段を下りると、大雄山線の乗り場がある。大雄山まで270円の片道切符を券売機で購入。5000系の第1編成が停車しており、まもなく発車ということで飛び乗りをする。12分ヘッドで走っているので、1本落としてもどうってことないのだが、この編成は5000系の中では唯一鋼製車体で、灰白色にボディが塗られている車輌なのである。小田原を出ると、東海道線東京方面に沿って進み、すぐに緑町に到着。緑町を出ると、東海道線をアンダークロスして向きを北向きに変える 。五百羅漢を出たところで、今度は小田急線をアンダークロスする。午前中の下り列車なので、ガラガラかと思っていたがそうでもなく、また、駅に着くたび、乗客が下車していく先細り路線かと思っていたが、こまめに停車する駅からは予想以上に乗車もある。田園地帯というよりはむしろ小田原の郊外の住宅地で12分ヘッドという運転間隔も示しているように地元の足としてよく機能しているようだ。駅間も短く、7、800mごとに駅があると言った感じ。唯一駅間が長いのが、塚原―和田河原間でそれでも、2km足らずである。富士フィルムの工場の最寄駅の富士フィルム前を出ると次が終点大雄山になる。ここからバス接続で大雄山道了尊へと向かうことができる。駅前は小田原のベッドタウンとしてなのか、スーパーのユニーもあり比較的賑やかである。と思っていたら、ここは南足柄市になり、近くに市役所もあって、街の中心部になっている。

伊豆箱根鉄道大雄山線 5000系 第一編成
この編成のみ鋼製で塗装されています。
5000系 左が鋼製の5001F、右がステンレス製の5005F
大雄山駅 左に足柄山の金太郎の像があります。 大雄山駅 駅名標

さてこのまま折り返してもいいのだが、ホームからちょっと気になるものを見つけてしまった。大雄山線で平成9年まで活躍していた旧型車を改造した事業用車輌コデ165である。ホームからみると、どうも近くまでいけそうなので、ちょっと行ってみることにした。駅から歩いて3分程で、ちょうど近くに踏切があり、ここからばっちり写真が撮れた。目的を果たして、駅に戻り、次の列車で小田原へと戻る。今度の列車は5000系のステンレスカー。この列車も先ほどの第一編成同様にロングシートだが、すれ違う5000系の中にはクロスシート車もあるようだ。

コデ165 大雄山駅付近に留置されています。 昭和2年国鉄モハ30として落成。その後相鉄、
そして伊豆箱根鉄道モハ165と変遷を辿り、
現在は事業用車両として使用されています。
伊豆箱根鉄道5000系 ステンレスカー 留置中の車両との並び 大雄山駅
5000系 小田原駅 小田原駅を出発する5000系第一編成
各駅には伊豆箱根鉄道で使用されている
車両の紹介ポスターがあります。
全然関係ないのですが、開成阿波おどりの
ポスター。子供の格好と表情が面白かったので
紹介します。(笑)

大雄山線のショートトリップを終え、再び小田原。このあとは国府津まで戻って、御殿場線で沼津へと行く予定だ。まだお昼には早いが、ここ小田原で駅弁を積み込んでおくことにした。鯛めしが有名だが、脇に売られているじゃこめしも美味しそうだと思って、じゃこめしにした。値段も680円と駅弁としてはかなり安い。小田原―国府津は2駅で5分程で到着。御殿場線は日中は1時間に1本でまだ30分以上も時間がある。とりあえず、改札口を出てみたが、駅舎は改装中の上、駅前もなにもないので、そそくさとホームへと戻る。国府津には意外にもホームで駅弁が売っており、わざわざ小田原から買ってくることはなかった。昔は東海道線が御殿場経由だったこともあり、賑わっていた頃の名残というわけではあるまいが、今でも、特急踊り子も停車するのでそのためなのかもしれない。午前11時すぎ、炎天下の中、ホームで列車を待っているがかなり暑い。そろそろ、御殿場線に乗るため、乗客も集まってきた。

小田原駅 ペディストリアンデッキの工事中です。 JR小田原駅 改札口上空に巨大な小田原提灯が下がっています。
211系 これで国府津へ移動です。 国府津駅 現在改装中です。

折り返しは3両編成の115系。113系ではなく115系ということで、これから山道に分け入るという感じがしてくる。車内は混雑するかと思い気やそうでもなく、1ボックス1人で占有できてしまった。国府津から御殿場線はJR東海になり、出発前から、「御殿場線は国府津からJR東海になります。SUICA、イオカードは使用できません。SUICA、イオカードで乗車のお客様はお早めに、乗務員にお申し出下さい。」と案内される。御殿場の次の下曽我は当たり前だがJR東海のオレンジ色駅名標になり、関東の人間から見ると、異次元に来た感じがするが、ここはまだ神奈川県内である。次は上大井。駅名標には神奈川県足柄上郡大井町とある。大井町はあまり馴染みがないと思ったが、東名高速の大井松田ICの大井はこの大井町と言われれば、そうだったのかと納得がいく。相模金子を過ぎ、小田急線あさぎり用の短絡線と合流すると松田に到着する。松田を出ると、辺りの景色は一辺し、山中へと入っていく、これから静岡県との境に向けて、トンネルと厳しい線形が続く。山北を過ぎ、谷峨までは平行する東名高速では都夫良野トンネルあたりになる。谷峨が神奈川県での最後の駅 となり、ここで静岡県に入り、駿河小山となる。駿河小山を出ると、東名高速の右ルート、左ルートが上空を通り、足柄へと至る。足柄は同じ駅名が小田急線にもあるが、小田急の方は神奈川県の足柄で、似た方面だが、全然、別の場所で混乱しやすい。特に御殿場線には小田急からあさぎりが乗り入れているので、注意が必要だ。東名の足柄SA付近をくぐると、景色が開けてきて御殿場に到着する。ここから国道138号線乙女峠を超えると箱根はすぐそば。今でも箱根の裏玄関として賑わいをみせている。御殿場で時間調整のため少々停車。ここから沼津方面へは列車が30分に1本に増える。それでも、やはり国府津―御殿場間も1時間に1本というのは少ない。乗客もそこそこ乗っているのでJR東海お得意の313系2両編成のワンマン運転にして30分に1本にして欲しいところ。

115系 御殿場線 国府津駅 国鉄「JNR」マークの入った扇風機です。
小田原駅 じゃこめし 平野寿将のプロデュースです。 メインは茶飯の上にじゃこがのったシンプルなものです。
おかずも奇をてらわない素朴なものばかりでおいしかったです。
御殿場に到着です。 313系 沼津−御殿場間には区間列車があります。

御殿場からは地元客が多く乗り込むようになり、路線の雰囲気も少し変わる。そして富士のすそのということでそのまま町名になった裾野に到着。近年、大手企業の工場や研究所の進出も目覚しい地域だ。次の長泉なめりは約3年前にできた新駅で、この企業進出を物語っている。「なめり」は「納米里」と書くようで読み方が難しいので平仮名になったのだろう。下土狩は三島駅までの直線距離は1kmほどしかないが、東海道新幹線を潜り、そのまま東海道線と平行するようにして大岡を通り、国府津から1時間25分で沼津に着く。東海道線丹那トンネル経由だとこの区間は各駅停車で50分程。戦前の難工事の末に完成した丹那トンネルの存在意義は今でも大きいことが分かる。

115系 御殿場駅 沼津到着後折り返し国府津行になります。
誤乗防止のため「御殿場経由」と表示されます。
沼津駅 113系 これで三島まで行きます。

沼津から三島まで一駅乗り、今回、もう1つの目的の伊豆箱根鉄道駿豆線に乗る。駿豆は言わなくても分かるが駿河と伊豆からとっている。東京から伊豆へ行く鉄道としてまっさきに思いつくのが熱海、伊東を経由して伊豆急下田へと向かう伊豆急だ。踊り子、スーパービュー踊り子、リゾート踊り子など、華やかな特急列車群も直通する。片や、伊豆へ行くのに、一応、修善寺まで踊り子が乗り入れてはいるが、伊豆箱根鉄道とはなかなか思いつかない。西武系列だというに、大雄山線同様、いまいちぱっとしない存在である。とにかく、連絡改札口で、JRの切符を提示して修善寺まで500円の切符を購入。ホームに停車中の7000系クロスシート車に乗る。中間車は指定席車と貫通路の窓に書いてあるが、今はそんなことはなく自由席のようだ。列車は三島を出ると、しばらくは三島市内をこまめに停車。次の三島広小路からも地元客が乗り込んでくる。乗客は7割方が地元客、残りは伊豆長岡や修善寺へ向かう観光客。東伊豆に比べると地味だが、それでも、温泉地としては、長岡も修善寺も全国に名が通っているだけのことはある。ただ残念なのが、伊豆長岡も修善寺も駅から2kmほど離れてお り、徒歩でいけないところだ。特に修善寺は温泉街まで路線を伸ばすとだいぶ観光客を呼び込めそうだ。また西武というバックがついていながら修善寺止まりになってしまっているのも残念だ。東急系の伊豆急は東海岸を下田まで下っているのだから、西武系の伊豆箱根鉄道は、西伊豆を土肥、堂ヶ島、松崎方面への延伸して欲しかったところだ。さて先ほどからちょっと雲行が怪しいなと思っていたら、大仁あたりから夕立のような雨。とうとう降り出したか。と思っていたが、修善寺に着く頃にはやんでしまっていたというか、修善寺では雨が降った形跡もなかった。

伊豆箱根鉄道駿豆線 三島駅 駅名標
古い書体がいい感じです。
イラスト入りの路線図
伊豆箱根鉄道 1100系 元西武101系 現在1編成のみです。 伊豆箱根鉄道 7000系 
車内は転換クロスシートが並んでいて快適です。

休日のためか修善寺では多くの観光客が降り立ち、また、帰りの列車には温泉からの帰り客で駅の土産物店はかなりの賑わいをみせている。次の発車は、踊り子108号。きっぷ売り場で、三島までの特急券を買おうと思って、案内を探してみるが一向に見つからず、直接駅員に聞くと、三島までなら、自由席は乗車券のみで乗車できるとのこと。ならばと、早速、踊り子に乗り込む。185系の5両編成の付属編成だが、伊豆箱根鉄道では最も豪華な列車である。座席は8割方が埋まる盛況ぶり。痩せても枯れても伊豆修善寺の力を見せつける。伊豆長岡からはさらに乗車があり、9割が埋まる。踊り子は主要駅だけ停車して、三島まで進むが、途中駅での追い抜きは一切発生しない。三島口を過ぎ、三島の手前でJRとの渡り線を渡り、JR側のホームに到着する。

修善寺に到着です。 修善寺駅
修善寺に到着した7000系 折り返し三島行 修善寺駅
修善寺には踊り子も乗り入れてきます。踊り子108号東京行
この踊り子号、修善寺−三島間の伊豆箱根鉄道線内であれば、
自由席は普通乗車券のみで乗車できます。
今日は日曜なので、臨時の踊り子も入ります。写真では見難いですが
2本の踊り子が並ぶ光景は185系と言えども華やかです。
三島駅 このポイントが伊豆箱根鉄道とJRを結ぶ渡り線になります。 三島駅

三島からは函南、そして丹那トンネルをくぐり熱海へ。熱海から東京を目指す。行き同様113系を期待したが、やってきた列車は211系。下りで到着した快速アクティーは113系だったが、折り返し運用には入らず、回送されてしまうようだ。待っていてもきりがなさそうなので、211系に乗ってしまうことにする。ここでも、グリーン券を購入。ホームのグリーン券売機ではオレンジカードは使用できないようなので、改札外の自動券売機で買い求める。今回乗車したのは、あえて平屋のサロ210。サロ210、サロ211は211系登場当時に6両づつ作成され、以後はサロ212、サロ213の2階建が増備されることになり、なにげに少数派になっている。また今後は東海道線での役割を終え、現在113系に挟まれている2階建のサロ124、サロ125が改造され、211系に連結され、サロ210、サロ211はグリーン車の需要の少ない宇都宮線、高崎線に転出するという。ということで東海道線でこの平屋のサロ210に乗るのはもしかしたら最後のチャンスになるかもしれないのだ。

211系 これで丹那トンネルを抜けて熱海まで戻ります。三島駅 熱海駅
駅前に軽便鉄道時代のSLのレプリカがあります。 別角度から
駅前には湯どころらしく足湯もあります。 そして人工の間欠泉もあります。
伊豆急2100系 熱海駅 251系 スーパービュー踊り子
伊豆東海岸はリゾート列車が頻繁に行き交い
中伊豆の伊豆箱根鉄道に比べて華やかです。
113系 快速アクティー 熱海駅 東海道線の側面方向幕 行先が入らないのは珍しいです。

早速乗り込むと、行きに乗ったサロ110とは違い、座席もライトグリーンでまとめられ、軽快なイメージである。また当然ながら、座り心地も良い。そして、平屋ということで天井も高く、広々とした印象がある。さて、さすが東海道線というのか、それとも、割引が適用されるホリデー料金ということか、家族連れを中心に、4割程度の乗車率になる。この平屋グリーンでこの状態なら、隣の2階建の方、特に2階席は、ほぼ満席に近いという具合なのだろう。そして、さらに、普通席の方は立ち席も出る程の混雑のようだ。そう考えるとまだ余裕のあるグリーン車での旅は、額に見合った分の快適な旅行が提供される。その額が高いと感じるか安いと感じるかは個人の主観によると思うし、もっと気楽に500円均一とかにしてしまい、大勢がグリーン車に乗るようになって、朝ラッシュ時のような座席の争奪戦が繰り広げれるようでは、グリーン車の魅力も半減してしまう。グリーン車が利用者にとって快適な移動空間を提供し続け、さらに、グリーン車というある程度のステータス性を残していくならば、この料金設定は妥当なとこなのかもしれない。
ということで、熱海から各駅停車で2時間弱。東京まで快適な帰路についたところで、18きっぷ消化の鉄も終了した。

帰りはこの211系です。 サロ210に乗車します。
サロ210−6 211系の平屋のグリーン車サロ210、サロ211は
その後すぐに2階建てのサロ212、サロ213ができたため、
それぞれ6両しかつくられませんでした。
サロ210の車内の様子。2階建てに比べて天井が高く
広々とした雰囲気があります。
サロ210−6 車番 こちらは相方のサロ213です。

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