さよなら小田急9000形


2006年5月13日(土)唐木田車庫でさよなら9000形フェスタが開催された。1972年に千代田線乗り入れ用として作られ、それまでの小田急顔から脱却し、今までなかった斬新なデザインが採用された。この前面デザインはその後各社でも採用されたガイコツ顔の元祖にもなる。1973年には鉄道友の会よりローレル賞を受賞した。そんな9000形も1990年以降は千代田線乗り入れを後継の1000形に譲り、小田急線内と箱根登山鉄道の箱根湯本までの運用を受け持っていた。しかしデビューから34年、経年による老朽化のため、2006年3月までに全ての運用から撤退し、本日、さよなら運転と展示が実施されることになった。今回は9000形との別れを惜しむかのような冷たい雨の中のリポートを紹介する。


唐木田駅から会場へ
唐木田駅 5月とは思えない冷たい雨模様でした。 さよなら9000形フェスタ 案内
沿道にはのぼりがたっていました。 上からの眺め。
唐木田車庫の入口 会場のご案内

新百合ヶ丘側からの撮影
新百合ヶ丘側からの撮影
東京メトロ6000系とのツーショットです。
やや斜めから
東京メトロ6000系 小田急9000形
この撮影のために2時間以上並びました... ヘッドマークが取り付けらています。

側面の様子
側面の様子 連結部分
こちらは中間封じ込めのため前照灯が撤去されています。
この撤去された前照灯は5200系に流用されています。
9001 トップナンバーの車番

ストップ側からの撮影
ストップ側からの撮影 正面から
9000形 新百合ヶ丘側と同様のヘッドマークがついています。
エンドが少し邪魔です。 最後に跨線橋からの撮影です。

番外編
この日は千代田線で信号トラブルがあった関係で
ダイヤが乱れていました。
普段は千代田線に乗り入れる多摩急行が本日に限り新宿行に
なりました。
側面方向幕 多摩急行 新宿行
5200形 この小田急顔も本当に少数派になりました。
前照灯は前述の通り9000形からの流用品です。

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