さようなら 総武流山電鉄 あかぎ号


総武流山電鉄は常磐線の馬橋から流山に至る5.7Kmの全線単線の短い路線である。車両は西武のお古を利用しているが、各編成とも色が違っており、さらに、車両にはそれぞれ愛称がついているのが特徴である。また東京からこれだけ近いところで、まだなおローカルな雰囲気をかもし出してる不思議な鉄道である。そんな中、2001年5月20日で、「あかぎ」が引退することになった。この「あかぎ」の特徴はなんといっても釣り掛けモーターであることだ。一昔前までは大手私鉄にも残っていた釣り掛け車だが、近年は急速にその数を減らしている。力行時の釣り掛け車独特の力強い「うなり」音はいつしか、VVVFの軽薄な音にとって変わってしまった。その流電最後の吊り掛けモーターの電車を追ってみることにした。


カラフルな流電の面々
青空 若葉
流星 流馬
明星 なの花

流山駅
流山駅全景 いなかのローカル駅の雰囲気。 出札口 券売機もあるが、窓口では今時珍しくなった硬券の切符もある。

あかぎ
そして「あかぎ」の登場 「さようならあかぎ」のヘッドマーク
社章とナンバー クハ71 社章とナンバー クモハ1301
首都圏は珍しくなった吊り掛けモーター 西武の銘板
流山方正面 馬橋方のさようならヘッドマークとはデザインが違う。
昭和37年製 車内の様子
引退を記念して車内は流電のギャラリーになっている。 側面の様子
流山にて 最後は馬橋にて

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